人としての優等生に育てる

ジュニアアスリート
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中学や高校の中間テストが少し前に終わり、結果が返ってきている頃でしょうか。

スポーツと勉強の両立は本当に大変ですよね。

皆さんのお宅ではどちらに重きを置いていますか。勉強は二の次でもいいよと仰る親御さんはトップアスリートの中には意外と多くいらっしゃいます。

半面、スポーツも上手なのに勉強もできる子もいるのも事実です。

この違いはなんでしょうか。すべての子どもが勉強も良くできる優等生になる必要があるのでしょうか。

 

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スポーツも勉強もできる子

娘の学校の話ですが、娘のクラスの1番良くできるクラスメートはスポーツも良くできるらしいのです。娘はその子にテストの点数で勝ちたいと勝手にライバル視しています。

その子はクラブ活動も大変なのでしょう。授業中はほとんど寝ているらしいです。それでもテストは全教科ほとんど90点以上!素晴らしいですね。

もしかしたら、家でものすごく勉強しているのかもしれません。少し教科書を見るだけで覚えられるのかもしれません。

いずれにしてもうらやましいような、そうでもないような・・・

 

子どもは優等生にならなければならないのか

我が子を一人前の立派な人間に育てたいと思うのは、いつの時代においても共通の親心なのではないでしょうか。

学校では勉強もでき生活態度も良い優等性でいてほしいという気持ちはよくわかります。

しかし、残念ながらすべての子どもたちがすべてにおいて人並み以上に優れた能力を持っているかというとそうではありませんよね。

ですから子どもが優等生になることを求めること自体が親としては好ましくない感情だと言えます。

親としてはこの点を良く理解して、学力やスポーツの能力について出来る限りの向上のためのサポートをしつつも、過度に期待をしたり、子どもに結果を求めたりすることは避けるように心がける必要があります。

勉強が出来るだけが優等生ではない

子どもが学校で優秀な成績であることやスポーツの成績が良いということだけをもって、子どもの価値を判断するのは間違っています。

あなたが会社で業績だけにスポットを当てた評価しかされなければどう思いますか。部下の育成が上手な人、周りとのコミュニケーションがたけている人、バイタリティーや行動力がある人など様々な能力があっても業績が悪ければ価値がないと言われてしまえば、やりがいは持てないのではないでしょうか。

少し話がそれましたが、決して成績だけにとらわれず、その子の得意としている部分を伸ばしていけるようにすることが親の務めではないでしょうか。

大切なのは人として優等生であること

勉強やスポーツの能力などは一人より限界があったり、得手不得手があるでしょう。しかし、人として優れていることについては誰にでも平等に与えられていると思います。

成長の過程でどのように育てられたのか、どのような経験をしたのかが人として優等生であるかどうかが決まってくるのでしょう。

人として優等生にするために大切なことは、素直な心が持てることであり、何が正しいことなのかをきちんと判断する力を持っていることだと思います。

子どもがそのような判断力を持つためには親や先生、コーチなど周りの大人が子供を教育し導いていく立場にあることを強く意識し、そのような素直な子供に育てるという目標のもと熱意をもって接してほしいと思います。

そういう子どもが大人になる時には、自分で道を切り開き最良の人生を歩む力を持っているのではないでしょうか。

まとめ

子どもがまずするべきことは、目の前に与えられた自分がするべきことを一生懸命やり遂げる力を付けることだと思います。

決して、目先の成績だけにとらわれず、人としての優等生を目指して大人になった時に自分の能力を最大限に発揮できる人間になる訓練をすることではないでしょうか。

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