ジュニアアスリートのメンタルを強くするメンタルコーチング

コーチング
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技術は優れているのにここぞという場面で結果が出せないアスリートと、技術はそこそこだけど試合になると結果を出せるアスリートがいます。

その違いはメンタルの差です。では、我が子もメンタルを強くして結果の出せる選手にするためにはどうすればよいのでしょうか。

ちなみにうちの子も、小学生の時はゴルフで全国大会に2回出場し期待していましたが、結局どちらも下から数えたほうが早い順位で終わるという苦い思い出があります。肝心な場面ではいつも結果が出ない・・・

そんな彼女も今や応援されるとパワーになると言い、ギャラリーが多いほど気持ちが乗ってくるらしいです。

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「心・技・体」のバランスが重要

武道やスポーツの世界では「心・技・体」のバランスが重要であることは良く知られています。英語で表すと「メンタル・テクニック・フィジカル」となります。

この3要素のバランスが取れていることに最高のパフォーマンスが発揮できるとされ、逆にバランスが崩れた時にスランプに陥るのです。

いずれかの要素が著しく低い場合にはバランスが悪くなりますが、この中で容易に上下する要素は「メンタル」心の部分です。ですから、メンタルが弱いと結果につながりにくくなるのです。

技術や体力は練習やトレーニングの積み重ねですので、けがなどで練習が出来ない時期があったなどの原因がなければ、さほど急激にその力が下がることはありません。

しかし、心の部分は何かのきっかけで容易にやる気や自信がなくなったりするものです。これは、どんなに優れたアスリートでも同じことが言えます。

では、優れたアスリートは何が違うのでしょうか。

それは、そのような心の状態になった或いは、なりそうな状況での心の持ち直し方を身につけているということです。

 

メンタルコーチングとメンタルトレーニングの違い

プロや日本代表などのトップアスリートの多くがメンタルトレーニングをが取り入れています。メンタルトレーニングの一例をあげると、理想的な精神の状態を作るためのリラクゼーションのプロラムに従って、毎日実践トレーニングを行います。そして、試合前に同じトレーニングを実行することで、日々のトレーニングと同じ状況を作り、平常心でリラックスできる精神状態に整えることができるのです。

しかし、心の基盤がまだ発達過程である小中学生にこのようなトップアスリートと同じようなメニューを実施することは、私はお勧めしません。

この時期にはまず、物事の考え方や思考の癖の平準化などの基盤を固めることが大事だと思うからです。

本人の気持ちに寄り添い、心の基盤固めに有効な手段がメンタルコーチングです。

テクニックを教えてくれるコーチの中にもメンタルコーチングの技法を取り入れているコーチは多く見られます。しかし、一人一人に向き合い十分なサポートをするまでには至っていないのが現状です。

やはり、テクニックはテクニックのコーチ、メンタルはメンタルのコーチを選ぶほうが効果が期待できます。

メンタルコーチングの活用の仕方

まだまだ、なじみの少ないメンタルコーチングを取り入れるにあたっては様々な懸念事項があると思います。

メンタルコーチの活用の仕方についてご紹介します。

1.期間

通常のコーチングは3か月を一区切りにしているコーチが多いです。これは、目標やなりたい自分になるための行動が実行できるようになるためには3か月はかかると考えられるからです。逆に言えば、3か月努力を重ねることで習慣化が出来るとも言えます。ただし、子どもの場合は年齢や性格によってもう少し時間をかけた方が良い場合もあります。

2.サポート体制

コーチによって定期的なセッションだけを行うコーチ、セッションの間の行動や進捗状況などもメールで相談ができるコーチなどサポート体制は様々です。一人で努力を続けることは非常に難しいことです。サポート体制の充実度はコーチの選択の際には重要なポイントになると思います。

3.料金

料金はコーチによって様々です。一つ言えるのは高いから良い悪いではないということです。セッション1回当たるの料金と考えるのか、1か月サポートしてもらえる料金と考えるのかでも価値が随分と変わってきます。

ただし、安すぎる料金設定は技術や経験が未熟な場合が多いのでそのあたりは注意が必要です。

4.体験セッションの活用

コーチとの相性も気になるところです。信頼関係がなければコーチングは全く上手くいきません。多くのコーチが体験セッションを実施しているので、体験セッションを通じて自分に合うコーチを探していくと良いでしょう。

今は、スカイプやZOOMなどのオンラインでのセッションが可能ですので、全国のコーチから選ぶことができ、選択肢は多くなっています。

5.コーチとの契約終了後

コーチとの契約を修了した後は定期的にコーチングを受けるか、身近にいる親がコーチの代わりをすることも可能です。そのためには親もどのように対応すればよいのかを学ぶ機会を持つようにすると良いでしょう。

 

まとめ

子どものメンタルを強くするために、まずはメンタルコーチング、そしてメンタルトレーニングというステップを是非試してみてください。

 

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